やれやれ夕食後、パソコンに向かうと息子がやってきて、電車やプラレールの動画を見せろとせがむので、このブログもなかなか更新できません。
さてこのブログは食べ物か音楽に偏ってきましたが、今回も音楽です。私が最も音楽にはまっていたのは1970〜80年代で、90年代に入るとリリースされる新曲にあまり魅力を感じなくなってきました。その中でコンスタントにCDを聴いていたのが、ピチカート・ファイヴです。このグループは小西康陽が野宮真貴という(絵的に)60年代的レトロなムードを持った表現者を使って、自分の趣味を追及するような音楽をやっていたと思うのですが、その趣味をかなり気に入っていました。キャッチーでちょっとレトロな音楽。

小西氏は相当な音楽マニアで、そのマニアックぶりには驚かされます。私より少し年上で、聴いてきた音楽が近いことから共感を覚える部分が多いのだと思います。バート・バカラック、ロジャー・ニコルス等の影響を受けていたようで、メジャー7thコードをわりとよく使うことから、惹かれる曲が多かったと思います。近いと思うグループにイギリスのスイングアウトシスター(SOS)がいますが、1990年代、一番よく聴いていたのはピチカート・ファイヴとSOSでした。
1997年、30代半ばだった私はピチカート・ファイヴのコンサートに行きました。オール・スタンディングのライブで奇抜ないでたちのティーン・エイジャーに混じってはしゃぎました。その時、この十代の人たちは小西康陽の音楽を本当にいいと思っているのか疑問でした。ピチカート・ファイヴは衣装面でもお洒落でしたから、そっち方面への興味の方が強かったのでは思いました。
2001年3月ピチカート・ファイヴは21世紀の到来とともに解散しました。世紀末の90年代に自分を楽しませてくれたバンドでした。もうこういうバンドは当分出そうにないですね。
1995年秋の作品をどうぞ。
悲しい歌(triste)ホーンセクションの部分を聴くとシカゴ(アメリカのブラスロックバンド)を思い出します。